募集期間平成24年7月15日より9月15日まで
埼玉県神社庁では、平成20年に『未来の神だなデザインコンテスト』を開催しました。
これは、近年増加するモダンな住宅に似合う神だなのデザインを一般公募し、優秀な作品の製品化を目指したものです。全国より281点の応募を頂き、ここから生まれた神棚『いのり301・501』は、県内神社を中心に頒布されています。
今回行いました『やさしい神棚デザインコンテスト』は、2回目となる神だなデザインコンテストで、募集した神棚デザインは、1回目の作品を集計し、そこから導き出された『おまつりしたい神だなデザイン』を一般公募したものです。
高齢者を中心に一人暮らしが増加するこれからの住宅事情と、前回の神だなデザインコンテスト集計結果から、今求められる神棚の形状は、『限られた住居スペースでもおまつりでき、お供えやお札のまつり替えなどが安全に、かつ手軽に行える神棚』でした。
そこで、一人暮らしの方々がおまつりしやすい神だなのデザインであり、「人にやさしい」「環境にやさしい」「お年寄りにやさしい」など、色々な「やさしさ」を持った神棚デザインを募集しました。
今回は、全国から202通の応募があり、審査の結果、大賞1点・佳作6点・審査員特別賞1点(優秀賞該当なし)を選ばせて頂きました。応募下さいました方々に感謝申し上げます。
審査員は、埼玉県神社庁副庁長を始め教化委員会関係神職の他、(株)ミサワアソシエイツ一級建築士事務所代表である三沢亮一氏にも特別審査委員をお願いし、厳正に審査を行いました。
入賞作品につきましては、三沢氏に総評、各作品へのコメントを頂きました。作品と合わせてご覧下さい。
なお、コンテストの募集にあたり、神棚について若い世代にも考える機会となるよう、そして、近い将来それぞれの仕事に就いたとき、このコンテスト参加の経験が活かされることを願って、建築学や住居学の学科を持つ大学や専門学校などにもポスター・チラシを送らせて頂きました。ご協力頂きました学校関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
埼玉県神社庁教化委員会
入賞
【大賞】 | 遠藤 ヒサ | (群馬県) | 52歳 | 男性 |
【佳作】 | 年森 慈明 | (福岡県) | 29歳 | 男性 |
小林 一輝 | (神奈川県) | 20歳 | 男性 | |
林原 淳 | (奈良県) | 38歳 | 男性 | |
武藤 度秀 | (群馬県) | 19歳 | 男性 | |
さいみょう ゆかり | (東京都) | 41歳 | 女性 | |
高木 美香 | (長崎県) | 38歳 | 女性 | |
【審査員特別賞】 | 鈴鹿 知紘 | (兵庫県) | 22歳 | 男性 |
以上
入賞作品および特別審査委員のコメントはこちらから(PDF:449KB)