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武野上神社 たけのがみじんじゃ 長瀞町
鎮座地 | 長瀞町本野上1114 |
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電話番号 | 0494-66-0042 寳登山神社 |
祭神 | 罔象女神、高龗神、建御名方命、誉田別命、大物主命、大山祇命 (みずはのめのかみ、たかおかみのかみ、たけみなかたのみこと、ほんだわけのみこと、おおものぬしのみこと、おおやまつみのみこと) |
お祭り | 元旦祭(1月1日に近い日曜日)、春祭り(4月1日に近い日曜日)、秋祭り(10月1日に近い日曜日) |
古くは家並が秩父往還(国道140号)に沿った帯状に続く宿場町であった。宿の中ほどから西に300㍍ほど入ると右手に当社が鎮座し、正面に臨済宗総持寺が堂宇を構える位置関係にある。
神社の起こりは旧社名「丹生社」から武蔵七党の一つ「丹党」が氏神として勧請した、あるいはこの地を拓いた人々が地神の「野神」を奉斎したことに因るという。 地内を貫流する荒川は岩石段丘が続き、水利に悪く天水に頼らざるを得なかったことから、当社別当となる総持寺の開山法燈国師は文永年中(一二六四~1275)高野山からの帰路、丹生大明神より分霊した水の神である罔象女神・高龗神を「野神」に合祀したという。『新編武蔵風土記稿』も「丹生社、例祭二月朔日、九月十九日、当村及中野上村の鎮守なり総持寺持、此寺の開山法燈国師、高野山より持来て、此所に勧請せしと云」と記載している。 現在の本殿は享保11年(1726)に再建されたもので入母屋造である。 明治に入り丹生神社と改称、その後の同42年(1909)地内の五社を合祀し、社名を武野上神社と定めた。お出かけの際には、スマートフォンでQRコードを読み込んで、表示されたURLをブックマークに登録しておくと便利です。